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ホテル ドゥ・ラ・プラス・デュ・ルーブルがピカソによって作られた5000点以上の作品や個人コレクション(マティス、セザンヌなど)などピカソ作品の豊かさを皆様にご紹介いたします。
ピカソの死去の一年後、1974年よりピカソの遺産の付与は迅速に行われました。この美術作品取得の制度は国にピカソの多くの作品を収集し、展示の場で保存することを可能にしたのです。そして、選ばれた場所は当ホテルからも近く、歴史的建造物にも指定されているパリ市所有の建物、サレ館(この館の持ち主であった塩税徴収官を記念した建物)でした。サレ館はマレ地区の最も傑出した私邸の一つです。まず、この場所が選ばれたのは第一に資産整理の一つの選択肢でした。また、ポンピドゥーセンターの建設の傍らで、ピカソの作品もそれと同様に歴史的かつ近代的な場所で影響を及ぼさなければいけなかったのです。そしてこの建物は、1979年より私邸内に国立ピカソ美術館を設置するプロジェクトを勝ち取った建築家シモネによって修復されました。この館を引き立たせた建築的に成功した修復とピカソの作品はうまく調和しています。美術館は1985年に落成されました。
25年に渡る歴史を後に、ピカソ美術館は美術館を総体的に再構築する為の改築に着手しました。2014年に開館した美術館は新しい見学行程を可能にし、同時に異なるサービスにより活気ある場になりました。改築のおかげで、年代・テーマ別の行程を通して数百に及ぶ作品を見学できる展示スペースを倍にすることもできました。国立ピカソ美術館のコレクションは多様な作品によってピカソの制作工程およびアーティストとしての道のりを知ることができる稀にみる至宝と言えるでしょう。